高温注意報が流れるなか見た白日夢
夢 その1
大通りで信号待ちをしていると、向こう側の信号機から 「あなたの体表面温度を、赤外線サーモグラフィカメラで測定し、信号機画面に色別で表示します。」 という音声が流れました。
「わたしの姿が真っ赤になっている。あの色は表面体温が40度以上か。 熱中症じゃないか。」
最新の信号機は、待ち時間の長い横断歩道で、歩行者が退屈しない効果を狙ったものでしょうか。 待たされるストレスも無く、気分転換にもなります。
ただ、一方的に可視化される健康チェックも、個人の健康情報が筒抜けの、度を超した監視社会に繋がる危険性を含んでいます。
そんなことを考えていると、信号が青に変わり、後ろの人から押されたところで夢から覚めました。
夢 その2
酷暑・炎暑で、アスファルトが溶け出すくらい高温になる道路の場所を、歩行者に伝え注意喚起する、新型の交通標識が夢に出てきました。 路面の高温化で、蜃気楼のように揺れてみえる歩行者を再現したものらしい。
いつもなら 歩行者専用の標識です。
フロイト的に考えると、こんな夢を見るわたしの無意識とは何か、夢の中で思索したいと思いました。