昨日の午前中は、地元福岡から初出場した沖学園と、史上初の春夏連覇2度目を目指す大阪桐蔭の試合を、テレビ観戦。 試合後、近くの沖学園に行って参りました・・・
大阪桐蔭 対 沖学園 (2回戦) NHK LIVE映像
沖学園は、アトリエから歩いて1時間ちょっと。 時々仕事で近くを通るし、今わたしが非常勤で行っている高校の、野球部が県大会初戦で沖学園に負けたこともあり、何かと縁があります。 眉は少し細いけれど、可愛い子どもたちですから、応援せずにはいられません。
相手は今年のセンバツ覇者。 強豪です。 相手に不足はありません(笑)。 そして、全国トップレベルの桐蔭応援団に対して、吹奏楽部8人を中心にした沖学園応援団が、どう応戦するかが楽しみでした。
調べてみると、大阪桐蔭高校吹奏楽部は、全日本吹奏楽コンクール「金賞」4回受賞。 高校吹奏楽界の超有名校です。 国内外の公演やコンクール出場もハンパない。 総部員数はなんと172名!(2018年度)。 甲子園は部員全員で応援するそうです。 甲子園応援最優秀賞連続受賞の名門中の名門でした。
対する初出場・沖学園の吹奏楽部は部員8人。 沖学園といえば、ゴルフ部やテニス部が強いというイメージがあるので、吹奏楽部も小規模なのかなと思いました。 まさか、甲子園とは! さあ、どうする。
報道によると、1回戦は、卒業生や顧問の知り合いで、なんとか即席ブラスバンドを結成。 2回戦は、初戦メンバーの多くが、仕事上の日程が合わないなどで集まらず、学校がホームページで急きょメンバーを募集したところ、約50人の一般参加者が集まったそうです。 ありがとうね。
外部の応援を含めた、即席の吹奏楽部員60人が手にしていたのは、当日渡しの白い楽譜。 合奏練習がほとんどできなかったことを伝えていました。 そんな体制で、応援歌「ダイナミック琉球」 が話題になるなど、応援団は立派に答えていました。
試合放送中に感じたのですが、選手のヘルメットやユニフォームに付けられたスポンサーの宣伝が最小限なのと、キャッチャー後方のバックネット側壁面が、スッキリしていて気持ちがいいんですね。
広告看板がないと、どれだけスッキリしていることか。 BS朝日 LIVE映像
甲子園でプロ野球が再開されると、これ見よがしの刺激的な広告で埋まったバックネット壁に戻り、ガッカリです。 百歩譲って、広告デザインに統一感を出してほしいものです。 (ソフトバンクや楽天の本拠地が特にひどい!)
話は飛びますが、スコアボード下の注意が、時代をあらわしていました。 松坂投手時代の2000年頃は 「スタンド内は禁煙です」。そのあと 「応援のバスの中、シートベルトを締めてください」。 この夏は「熱中症に注意。水分補給忘れずに」。 過去のアーカイブ映像を調べてみると面白そう。 スコアボード下に注目です。
話を戻します。
両翼スタンドから迫力ある力強い演奏が響き合い、選手たちのプレーを後押した気持ちのいい試合でした。 音楽の力に感動し、その余韻のまま沖学園まで車を走らせました。 甲子園の浜風は吸えませんが、沖学園のチームが吸っていた同じ空気を味わいたくなったもので・・・
沖学園校舎の窓に映る アサヒビール博多工場の「発酵・熟成タンク」。 タンクの高さ約20m。
沖学園正門の前は、巨大なアサヒビール博多工場です。 人気の工場見学で、スーパードライの出来立ても飲めます。 そうそう、沖学園と同じ博多区にある、福岡高校の正門前にも、造り酒屋「石蔵酒造/博多百年蔵」 があります。 博多の高校生は鍛えられますね!?
沖学園関係者のほとんどが甲子園に行っているようです。
第100回 夏の全国高校野球選手権記念大会出場を祝って
立てられた旗の音だけが校内に響いていました。(2018/08/13)
追記:
大阪桐蔭の名物応援歌 「we will rock you (ウィ・ウィル・ロック・ユー)」は、重ね録音など時代を先取りした、伝説のバンド 〈クイーン〉 の名曲です。 大リーグはじめスポーツ競技の表彰式などで 『We Are the Champions(伝説のチャンピオン)』 と共に、定番BGMとして使われています。
「we will rock you」が楽しめるオススメYouTubeです。
Queen - We Will Rock You (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=-tJYN-eG1zk
https://www.youtube.com/watch?v=-tJYN-eG1zk
関連して、この秋11月から、クイーンをテーマにした映画「ボヘミアン・ラプソディ」 が劇場公開されます。 予告編がYouTube にアップされていますよ。 参考まで。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」 チラシ フレディファン必見。