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Channel: 木ノ下淳一 アトリエ・キノチッタ ブログ
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春雨じゃ 2

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祇園の芸者 梅松 「月さま、雨が・・・ 」
幕末の土佐勤王党 月形半平太 「春雨じゃ、かまわぬ、濡れて参ろう・・・ 」

三条の宿を出た二人の名セリフでした。

昨日のブログのせいか、こんな夢をみました

「キノさま、雨が・・・ 」
「春雨じゃ、かまわぬ、湯に入れて浸そう・・・ 」

乾麺・春雨の読み方は、「はるあめ」 でも 「しゅんう」 でもない。絹糸を連想させる「はるさめ」 がぴったりきます。

春雨は大好物ですが、「春雨の原料は何?」 と聞かれて、すぐに答えられないものです。 自信がないので調べてみました。                   
春雨は、1000年ほど前に中国から入ってきて、明治時代は「支那ぞうめん」 と呼んでいた時もあったようです。春雨に対し、台湾では「冬粉」と表記する商品もあるとか。

現在、中国は緑豆リョクトウが多く、日本では、ばれいしょ(ジャガイモ)や、かんしょ(サツマイモ)の芋澱粉を原料としているそうです。
ややこしいことに業界では、葛切りやビーフン(米粉)そして、とうもろこし・コーンスターチ入りのマロニー とは違う、としています。


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ひょうたん印 国産はるさめ (奈良 森井食品) 

我が家の食卓にあがる春雨は、奈良県桜井市 森井食品のもの。
ちなみに、奈良県桜井市と御所市が国内最大の生産地で、全国生産量の約6割を占めているそうです。
今のところ、このひょうたん印が一番のお気に入り 。包装袋には、「昭和十二年創業・国産はるさめ第一号・わが国最初のはるさめ工場です。」 とあります。

イメージ 2
店頭で見かけたら お試しあれ




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