初詣は、地元の神社を最優先します。
祭神は偉い方でなくても結構。生れ育った土地の守護神、鎮守の神様、産土うぶすな神でいいんです。
鎮守の森の維持と手入れは、第二次世界大戦後の政教分離や農地改革による所有地の減少と、氏子の高齢化で困難を極めています。
大事なのは森を守ること。それに協力できることといえば賽銭とお札。いや絵馬作りかな。
向かって右側が口を開いた「阿像」 狛犬というより獅子です。
左側が口を閉じた狛犬 「吽うん像」
写真の神社の背後に見える森は古墳群跡。本殿よりも古いものです。
左右に立つ狛犬は、古墳も守っているんでしょうか。
門松の先端には節を残しています。
これを「笑い口」と呼ぶそうです。
顔文字だと (^O^) ですか。
江戸の玩具に張り子の犬があります。
背中に竹かごを乗せているアレ。
犬の上に竹で「笑い」。縁起ものですね。
参拝の人はごくわずか。 清澄な空気が流れています。
俗化されていない小さな神社です。