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Channel: 木ノ下淳一 アトリエ・キノチッタ ブログ
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筥崎宮はこざきぐう蚤の市 1

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日曜日(14日)の朝、西日本最大級の骨董市&フリーマーケット「筥崎宮はこざきぐう
蚤の市」に出かけました。
場所は福岡市東区の筥崎宮(筥崎八幡宮※)参道。先日のブログに書きましたが、25年前に、木下サーカスが野外テントで興業した所です。
 
月に一度行われる骨董市ですが、雨天の時も決行が原則。ここ最近の市は雨に泣きました。今回は天気に恵まれ、年末でもあり、業者さんも力が入っていました。
プロ・アマ混合で、一区画3×mの店が200以上並ぶ光景は、マニア・ゴクリの世界です。
イメージ 1
筥崎宮本殿前の参道の様子。重要文化財(国指定)石造り 一ノ鳥居 を背にして撮影。
陶磁器、書画骨董品、和洋雑貨、レコード、古布古着、家具、工具など様々な品目を扱っていました。
 
イメージ 2
博多湾に近い参道北側の様子。
1kmの参道には、山口県や佐賀県など他県の業者も含め、200店以上が並びます。
秋の放生会(ほうじょうや)も、西日本最大級の各種露店やお化け屋敷、見世物小屋が出ます。
 
7時から開催のため、出店者は日が昇る前から搬入です。一般的に、イイものから売れますから、出遅れるとコレッというものが無くなるし、閉幕の3時前になると、たたき売りもあるようなので、買物は心理戦になります。
 
いつものことですが、客と店側との掛け合いが面白い。関西方面から来たと思われる客は、「これ、いけてる!勉強してぇな。」と、いきなり正面から値切ります。
それを受ける地元のアマチュア出店者はあわてます。
そんなやりとりを外野から観ることが出来る、楽しい市でもあります。
 
お昼前、宝の山を前にして興奮した頭を冷やすために、参道横のレトロなパン屋「ナガタパン」で軽食をとりました。町屋造りの建物を巧く利用した店舗です。
 
次回、この続きは、蚤の市で購入したモノを紹介致しましょう。
 
イメージ 3
大牟田市からやってきた骨董店のブース。息が詰まりそうです。
 
イメージ 4
中央区大名だいみょう の名物古物商「悪徳屋」の主人バットさんに会いました。(家内の親戚です)

 
イメージ 5 
重要文化財(国指定)石造り 一ノ鳥居  ここから博多湾に向かって蚤の市が続きます。 
黒田長政により慶長14年(1609年)に建立。下肥りの柱は砂地に対応しています。
 
右奥に見えるのは、重要文化財の楼門。一般の参拝は、楼門の下で行なわれます。
小早川隆景により文禄3年(1594年)に建立。
三間一戸の入母屋造で、扉の桐紋彫刻は伝・左甚五郎作。
元寇の際に亀山上皇が「敵国降伏」を祈願し、神門に「敵国降伏」の扁額が奉納されました。
「敵國降伏」の扁額は醍醐天皇の宸筆と言われて、現在も楼門に飾られています)
   
 
蚤の市の会場、筥崎宮(筥崎八幡宮)は、福岡市東区箱崎にある筑前国一宮
祭神は、応神天皇、神功皇后、玉依姫命
創建は延喜21年(921年) 旧社格は官幣大社。現在は神社本庁の別表神社。
石清水八幡宮(京都府八幡市)、宇佐神宮(大分県宇佐市)と並ぶ日本三大八幡宮のひとつです。)
以来、海上交通・海外防護の神として信仰されています。
ちなみに、地元球団の福岡ホークス選手団は、毎年一月ここで必勝祈願をやります。
今シーズン、日本一になりましたので御利益がありましたね。
重要文化財(国指定)として、本殿、拝殿、楼門、一の鳥居、千利休により天正15年(1587年)に寄進されたと伝わる石燈篭があります。
 
祭事
1月3日: 玉せせり(玉取祭)。
締め込み姿の男たちが、幸運を授けると言われる木製の宝珠を奪い合いながら本殿に納めます。
7月始め: お汐井とり。 博多祇園山笠の舁き手(かきて)が、清めのための真砂を参道の北端、箱崎浜で取ります。
9月12日から1週間 :福岡の秋の大祭、放生会(ほうじょうや) 命を尊び、海の幸山の幸に感謝する祭り。
ガラス製の音が出る玩具「ちゃんぽん」(歌麿の美人画にあるビードロ、ポッペン)が限定発売されます。
(近所の九大病院や医学部の医療ガラス器具を作っていた元技師によるもの)
1kmの参道に各種露店、お化け屋敷が並ぶ、西日本最大規模の秋祭りです。
                                              ――ウィキを中心に編集しました。
 
 
つづく
 
 
 

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