今日は、植木等さん主演映画「日本一のゴマすり男」「日本一の無責任男 」の話で終わります。
最近のニュース――大阪の国有地が格安で払い下げられた学校法人の疑惑問題は、許認可や補助金の申請書類に忖度そんたく があったのか無かったのかに 注目が集まっています。
「忖度」=自分なりに考えて他人の欲する心境を推し量ること。 忖度は大人社会だけでなく、「良い子」を演じる子どもの世界や、群れから追い出されないよう工夫する猿社会にもあります。
ただし、今回の騒動は民間同志のやりとりではなく、国民の財産である国有地に関した異例の許認可が問題になっているのです。
実をいうと、「忖度」という言葉、恥ずかしながら意味も知らなかったし、書けなかったし、自分から発したこともない言葉でした。
「わたしの辞書に忖度の文字は無い。 しかし、ごますり・媚びへつらい・お世辞・
おべっか の文字は 太文字である 」
新明解国語辞典によると、「ごますり」=他人におべっかを使って自分の利益をはかること。 そう、わたしなんか 山の神に向かって毎日のように忖度、いやゴマをすっています ・・・
昨日、豊洲市場の移転問題を検証する東京都議会百条委員会が石原元都知事を証人喚問したというニュースが流れました。 映像を見ながら、なぜか青島幸男
元都知事の姿を想い出しました。
〈楽しく元気にゴマをすりましょ。 陽気にゴマをすれば この世に春が来る~ 〉
青島幸男元都知事が、植木等主演映画『日本一のゴマすり男』(1965東宝)のために作詞した 「ゴマすり行進曲」 の歌詞です。(一部略)
『植木等と昭和の時代』 展覧会チラシ
三重県総合博物館 MieMu 2017. 1/21~3/20
『日本一のゴマすり男』 (1965東宝)予告編
同映画 主題歌「ごますり行進曲」歌詞(動画の下)
http://www.uta-net.com/movie/1964/
http://www.uta-net.com/movie/1964/
「部下の責任は (私)トップの責任」 と言えば美しいのに、誰も責任を取らない。
先に紹介した映画と同じ植木等主演の東宝映画 『ニッポン無責任時代』 が完成したのは、半世紀以上前の1962年でした。
1964年東京オリンピック前の元気な東京の街が舞台です。
『ニッポン無責任時代』 (1962東宝) 予告編