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Channel: 木ノ下淳一 アトリエ・キノチッタ ブログ
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聖火台忘れた競技場

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2020年東京オリンピック。エンブレム盗作騒動や新国立競技場ザハ案、建設費見積もり高騰など次々に湧き出る問題で、本番までに「燃え尽き症候群」になりそう―と思っていたら、本当に燃えるんですね。

新国立採用案は、屋根に木材を使用した隈研吾氏案。上部に聖火台を設置することは消防法上の問題があるという。 この対策はイロハのイだと思いましたが。
無理が通れば道理がひっこむ? 大震災時の避難所としても万全でない事が分かりました。

設計見直しの連続で工期短縮。突貫工事と、ばれなきゃいい天ぷら工事で「詐称の楼閣」 「あさ10時新装開店」 にならないよう願います。

2018年平昌ピョンチャン冬季五輪の準備不足を不安視する日本に対して、韓国からの皮肉も聞こえてきそう。
「国立競技場に聖火台がないということは、国のシンボル青瓦台(大統領官邸、日本読み せいがだい) がないのと同じ 」

ほんと、聖火台がない無いオリンピック競技場は、旗がない お子様ランチのようなものです。

イメージ 1
2000年前の人々はどう思う?  ローマ・コロッセオ 2002/12 撮影

問題の多い新競技場の呪いを考えてみました。

・保存運動がある中、急いで壊された旧国立競技場の呪い。

・聖火台上の木造屋根に火が燃え移り、センターポールに延焼。ポール 真っ赤。
ポール・マッカートニー国立競技場コンサートを開演直前にドタキャンされたファンの呪い。

・建設予定地は、昭和18194310月、秋雨のなか神宮外苑で催された出陣学徒の壮行会跡地。ペンを剣や銃に変え、泥だらけの外苑を行進し戦地に消えていった学徒たちの聖地を汚した呪い。

しっかりお祓いをして再考してみましょう。

イメージ 2
「幻のポール・マッカートニー東京国立競技場コンサート」チケット   2014/5/18 撮影


イメージ 3
旧国立競技場  良い建物でした。 最新の耐震工事で まだまだ使えていたはずです。
                                  (写真右下をクリックで拡大)

参考拙ブログ:「侵害か心外か 五輪エンブレム」





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