前回からの鹿児島オススメコースです。
■ 桜島フェリー乗船
桜島港フェリーターミナルと鹿児島港フェリーターミナル間はちょっとした船旅です。デッキに上がり、紙テープを握る妄想タイムはどうでしょう。 標高373mの湯之平
桜島港フェリーターミナルと鹿児島港フェリーターミナル間はちょっとした船旅です。デッキに上がり、紙テープを握る妄想タイムはどうでしょう。 標高373mの湯之平
展望所がおすすめ。 桜島の噴火による降灰も体験してほしい。 夏の季節、東風に乗ったドカ灰が鹿児島市内に降るのを体験しました。
百聞は一見に如かずです。 街を走る車に黒色が少ないとか。確認してみましょう。
『放浪記』 『浮雲』の作者、林芙美子が、家庭の事情で幼少11歳の時に母の故郷の桜島に移り住みます。 桜島大爆発の大正3年に、母と1年ほど島内の古里町に住んだとのこと。 「花のいのちはみじかくて苦しきことのみ多かりき」 と刻まれた
文学碑と、本を持つ芙美子像が建っています。 そこから少し先に、桜島時代の腰かける芙美子少女像があります。
※林芙美子の原作、成瀬巳喜男監督、水木洋子脚本の映画『浮雲』(1955年東宝)。
映画の後半に高峰秀子と森雅之が鹿児島市内の宿に滞在するシーンがあります。
■ 長島美術館(市内 武) イタリア・ボローニャ国際絵本原画展の巡回展会場として知られています。 眺望抜群の喫茶室がおすすめ。 午前中は桜島が逆光になります。 常設コーナーもコレクションのポリシーが感じられました。
JR西鹿児島駅から車で5分 鹿児島ICから車で10分
http://www.ngp.jp/nagashima-museum/
■ 鹿児島市交通局市電(路面電車)
市電・市バスなどが乗り放題の1日フリー券が便利。 (600円)
JR鹿児島中央駅前を通過する市電 (撮影:2016/09)
■老舗百貨店 山形屋やまかたや(金生町) 本館:1916(大正5)年、新館:1932年
改修:1998年 ドーム屋根の塔屋や、大正時代にエレベーターなど先進的な建物でした。 デパート前の市電軌道をはさんで建物全体を観ていただきたい。
南国の香りがするデパ地下は必見。 焼酎コーナーも充実しています。
■ 維新ふるさと館 JR鹿児島中央駅前ナポリ通りを徒歩10分、甲突川こうつきがわにかかる南洲橋を左折。 途中、大久保利通銅像にも寄ってみましょう。
初代「君が代」の演奏再現記録が聴けるコーナーがあります。 幕末から明治初めの1869(明治2)年、イギリス王子の来日歓迎式典で外交儀礼として相手国の国歌演奏が持ちあがります。
それまで日本側に「国歌」という概念がなかったので、当時横浜の英国公使館を護衛した薩摩藩の大山巌がイギリス人の歩兵隊軍楽長に作曲を依頼します。
「古今和歌集」から読み人しらずの短歌に、鹿児島で愛唱されていた「蓬莱山」の節を付けて、間に合わせるように作ったのが、初代「君が代」だったそうです。
■ 鹿児島県立博物館(旧鹿児島県立図書館) 1927年 登録有形文化財(建造物)登録 照国神社前交差点角です。
■ 南日本銀行本店 (山下町) 1937年 登録有形文化財(建造物)登録
■ 鹿児島銀行本店別館( 金生町) 1918(大正8)年 登録有形文化財(建造物)登録
■ 鹿児島大学総合博物館 常設展示室 旧鹿児島高等農林学校図書館書庫
1928年 2003年改修 登録有形文化財(建造物)登録
■ 鹿児島市役所本庁舎本館 1937(昭和12)年 空襲被害を受けなかったそうです。
■ 異人館
■ 鹿児島県教育会館
■ 県政会館 旧県庁舎本館 (山下町) 1925(大正14)年 2000年移築改修
■ 鹿児島市役所本庁舎本館 1937(昭和12)年 空襲被害を受けなかったそうです。
■ 異人館
■ 鹿児島県教育会館
■ 県政会館 旧県庁舎本館 (山下町) 1925(大正14)年 2000年移築改修
登録有形文化財(建造物)登録
■ 尚古集成館 現・県立考古資料館 (城山町)1883(明治16)年 石造建築
■ 尚古集成館 現・県立考古資料館 (城山町)1883(明治16)年 石造建築
外観見学のみ
■ 仙巌園
■ 仙巌園
■ 鹿児島県立鹿児島中央高等学校本館・講堂 (加治屋町) 1935(昭和10)年
登録有形文化財(建造物)登録
東郷平八郎誕生地は校舎の隣です。 同じ町内に、隆盛の誕生地と大久保利通 の生い立ちの地があります。 ※校内は関係者以外入れません。
■ 鹿児島県立甲南高等学校本館 (上之園町) 1930年 登録有形文化財(建造物)登録 ※校内は関係者以外入れません。
参考拙ブログ:
鹿児島の老舗ジャズ喫茶 「門」 閉店 (2017/09/28)