2014年、83歳で亡くなった高倉健さん。 生きていれば86才の誕生日に当たる日、小倉城の北側にある北九州市立美術館分館で、追悼特別展「高倉健」 を観ました。 （2月16日）
北九州市立美術館分館入り口
遺品などの関係資料や、出演した映画205本のダイジェストシーンを映す20台のモニター展示で、北九州市にゆかりの深い健さんを紹介するという、映画ファンには
たまらない展覧会です。
キズ、汚れ、反りや退色などの劣化が進んだフィルムをデジタル修復し、最新の画像で蘇った、全作品映画のシーンは圧巻。 そして、台本、小道具、スチール写真、劇場ポスター、プレスシート、横尾忠則の健さんをモデルにしたポスターなどなど、貴重な資料のほか、興味深い展示品が充実していました
若き日の健さんが演じた大学空手部の主将が、女流彫刻家のアトリエでモデルになり、パンツ姿でポーズをとるシーンも映されていました。
「大学の石松 太陽族に挑戦す」 (1956) です。 監督：小石栄一 / 高倉健 中原ひとみ他。 当時の人気 シリーズ第3弾とのこと。 この映画は知りませんでした。 シャイな健さん、パンツ1枚のモデルを、やりたくなかったのでは。
たくさんの展示写真のなかで印象的だったのは、「駅 STATION」 のワンシーン。
居酒屋「桐子」 のカウンターに、健さんと並んで座る倍賞千恵子さんの白黒写真でした。 二人だけの店内で、テレビから八代亜紀の「舟唄」が流れているシーンを想い出します。 倍賞千恵子―― いい女優です。
わたしが健さん出演の映画から好きな作品を選ぶとしたら、「新幹線大爆破」、 「南極物語」、そして「八甲田山」 ということになります。 すべて、映画館の大スクリーンで観た事はいうまでもありません。 2月26日（日）まで。 会期中無休。
健さん映画参考拙ブログ：
映画「八甲田山」の音楽 1（2014/01/28）
http://blogs.yahoo.co.jp/rrnwy297/56010507.html
http://blogs.yahoo.co.jp/rrnwy297/56010507.html
映画「八甲田山」の音楽 2（2014/01/28）
http://blogs.yahoo.co.jp/rrnwy297/56010546.html
http://blogs.yahoo.co.jp/rrnwy297/56010546.html