前日の強い雨から一転、なま暖かい土曜日でした。庭をおおった濡れ落ち葉を集めていると、一匹のカマキリが行く手を阻みました。
毎日の草取りをとおして、気になっています。 セミはもちろんアゲハ蝶、紋白蝶、そしてショウリョウバッタやコオロギたちを見かけなくなって、カマキリには大物のエサがないのです。
庭には、最近確認しているだけでも三匹の成長したカマキリがいます。 他のライバル仲間は草むらの何処かでひっそりと、わたしたちの様子を見ているに違いありません。
「君だけにエサを優遇できないんだよ。」
「その鎌で草刈りを手伝ってくれたら、カメムシをあげるけど・・・」
訳のわからないことをつぶやくのでありました。