日曜日夕方(6日)、西南学院大学チャペルで「マタイ受難曲」全曲を聴く日。
朝の散歩は、待ちの緊張を解きほぐすために、いつもより遠出をしました。
花畑園芸公園の入場門に乗るオブジェ 草間彌生の作品? (福岡市南区)
秋の園芸祭りが催されている近郊の花畑はなはた園芸公園へ。 地元中学校吹奏楽部の演奏 が、10時から芝生公園で始まるというので待機。 全く予期しなかったことで、もうけもんです。
福岡市立花畑中学校 吹奏楽部の皆さんが準備しています。男子部員は3人。 ガンバレ!
生徒数が少ない学校なので部員も少なく、屋外で大丈夫かと思いましたが、最初の音出しを聴いて安堵。 「とりあえず生!」 じゃなくて、やっぱり生(演奏)と感じました。
マーチ王スーザの曲や、童謡「故郷ふるさと」、ジブリ・アニメのテーマ曲、歌謡曲「与作」などなど、施設巡りでのボランティア活動でとりあげる曲が披露されました。
数年前から、子どもたちの合唱コンクールや、甲子園高校野球の開始サイレンを聴いただけで体が震えたりと、加齢による涙腺崩壊を自覚していたものの、やっぱりダメでした。
コンクール大会向けの変な“イロ” が付いていない、素朴な天使というか、まさしく聖性を感じる子どもたちが、無心に指揮者の先生に集中しているのが伝わり、ほんと、いい時を過ごさせていただきました。
ああ、 「あの指揮棒になったら どれだけ幸せか。」
子どもたちの瞳を集める棒よりも、美人先生の所有の棒になりたいという、妙な欲も出たことを懺悔、お詫びいたします。
朝の生演奏に頬ぬらして、夜の「マタイ受難曲」で またすすり泣きか、と危惧しながら帰途につきました。
園内に咲く つわぶきの花
吹奏楽演奏中も、コンサート会場の横でこんな イベントがありました。
吹奏楽の余韻が耳に残った午前中でした。
つづく