ご近所の田んぼは、今週初めに田植えが済みました。
写真は、散歩道の田んぼです。
後方にある建物は、父が以前通院していた国立病院
九州がんセンター。
写真中央、
センターよりに雁、
いや鴨です。
ややこし・・・
田植えのシーンがとても印象的だった映画を2点紹介しましょう。
黒澤明監督の『七人の侍』
1954(昭和29)年 東宝
白黒、スタンダード
白黒、スタンダード
ラストシーン。
戦が終わった村で田植えが始まる。何処からともなく田植え唄が響く。
「勝ったのは あの百姓たちだ。
私たちではない。」
イタリア映画『にがい米 (RISO AMARO)』
1949(昭和24)年 日本公開1952(昭和27)年 白黒、スタンダード
社会派リアリズムの監督ジュゼッペ・デ・サンティスは季節労働者の厳しい制度を描きました。
舞台は、第二次世界大戦に敗れてまもない、イタリア北部の大穀倉地帯。
ポー川流域の水田地帯にやって来た、田植えの出稼ぎ労働者。
そのほとんどが貧しい女たち。
ヒロイン、シルヴァーナ・マンガーノ演じる純朴な田植え女の脚にしびれます。
ヒロイン、シルヴァーナ・マンガーノ演じる純朴な田植え女の脚にしびれます。
久米の仙人です。
脚フェチの殿方は必見。不純な動機から入ってもいいです。
観るだけの価値がある映画だと思いますよ。
VHS ビデオ:ヘラルドポニーV148F1480
『にがい米』 田植えのシーン動画 -YouTube
50年前。私が小学校5年まで住んでいた家の周りの田んぼは、田植えが手作業によるものでした。
そして牛や馬を使って耕していました。
春、一面のレンゲ畑でキャッチボールをし、秋は積み藁で秘密基地を作りました。
まだまだ機械化される以前の時代でした。
二つの映画は、強くオススメ。
出来れば、“農協”あたりがスポンサーになって、大きいスクリーンで上映してほしいのですが・・・
逆さ富士 田植え女に 水鏡
ひきこ杜